タロットは当たる！とよく言われているのは本当ですか？

2022 8/24

20220824 20220824

タロットは何故あたるのか？？

タロットは当たる!!

と、よく言われますね。

当たりすぎて怖い！

とか、

当たるからタロットはしないんだ！

と仰る方にもお会いしたことありますよ。

なぜ、それほどまでに、タロットが、怖いくらいに、当たる！と言われているのでしょうか？

それは何故なのかといいますと、タロットカードに描かれている「絵」に、人生の普遍的なパターンがみっちりと組み込まれているからなんです！！

タロットに描かれている絵に描かれているものは何？

タロットは「絵」が描かれた78枚でひと組のカードの束です。

この78枚に描かれた絵は、全ての人間が持つ生きる上で織りなすパターンが盛り込まれて描かれてあります。精緻な仕組みで組み立てられて、そのような仕様に仕上がっているのです。ですから、タロットを展開して、目の前に出すことで、あなたが今、どのパターンの何でどこでつまづいているのかが、絵として出てくるからそのまま見ることが出来る、あるいはそのバイブレーションをそのままに感じたり、体感したり、体験することが出来るのです。

つまり、目で見て分かりやすく絵として差し出されるために、自分のテーマにしていることや問題だと思っていたことが薄い紙に描き込まれてタロットの中で繰り広げられるので、客観的に物事を把握することが出来ます。時には紙に描かれた絵があまりに自分とシンクロしすぎてもうそのことにしか見えなくなって鳥肌〜なこともありますし、言葉にしようがないような思いや複雑な心の声を代弁しているように感じるのです。

なので、

何で分かるの〜

当たってる〜〜!!!

ゾクゾクしちゃう〜

になりやすいということなのです。

人間としての意識構造は何千年前も変わっていない⁈

目に見える現実がどれほど変わろうとも、どんなに技術が発達し様々なテクノロジーによってより効率良くより生産的により機能的に日々が行われているように見えようとも、私たち人間の意識構造、精神構造は2千年前と何ら変わることがありません！

イエスが生まれる前から、当時も今も、夫の稼ぎの額に溜息をつき夫の生態を愚痴り子育てに悩み義理家族に悩み嫁はいびられそして働き続けてきた者たちがいました。もうそれは全世界でそうだったのです。そして今に息づいているのです!!

それでも、そんな現実的な悩みの背景にある人間としての生きる道を、丁寧に説いて幸せとなる方法を脈々と伝え続けてきたことがタロットに含まれてここまで残されてきた叡智です。それはおそらく、口伝であったものを、より多くのものへと伝えようとして絵に込めたために引き起こされた不思議と神秘ではないでしょうか。

タロットに描かれていたのは実は絵ではない！！

ここまで。タロットには絵が描かれていると書いてきましたが、実は描かれているのは絵だけれども絵ではないのです。より詳しくそれを表すとタロットに描かれているのは絵ではなく「象徴」なのです。

絵　⇨ 物の形をそのまま描いたもの

象徴　⇨ 直接的に知覚できない概念や価値、意味を、間接的に表現すること

と、言われても・・・。

状態でしょうから、より分かりやすくこのことを説明してみましょう！

こちらをご覧ください！

これはモルフォの名前の由来になった南米に生息するモルフォ蝶です。

絵としてみると、

『青いモルフォ蝶です』

以上！

となって終了です。

これを象徴としてみると、

『蝶は、変化、変容を表します。青色であることは霊性と天界を表し、高い次元のスピリチュアリティや、神聖さ、神秘性、またその色は、冷静であることや落ち着きを指しています。
霊的変容を通して、より高次の自己との結び付きを高めることを表します』

となるわけです。

このような象徴全てのカードにもりもりっとこれでもかっ！と無数にたくさん描かれているのがトート・タロットの最大最高の特徴となっています。象徴だらけでぎゅうぎゅうに詰め込まれているので繊細な方や、受け取り型の方はクラっときてしまうわけです。数年、タロットを学んでいるクライアントさんでも気が付いていない象徴がまだまだたくさんありますし、何なら20年触っているモルフォでも、ひゃぁ☆となる時がいまだにたまにあるくらいです。

この象徴をリーディングしていくのがタロットの神髄となるわけですが、例え意味やシンボルが分からずとも、読めてしまうのもまたタロットの凄さであり素晴らしさだと思います。

それはやはり『絵』であることがとても重要なファクターとしてあります。